タブレットを辞めて、紙の教材にした理由

勉強関連
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こんにちは

題名にあるように、私が小学校の子供の家庭学習で、
タブレット型から、紙へ変えた理由について書いていきたいと思います。

なぜタブレットから紙媒体へ変えたのか?

今まで、子供の食いつきも良く、学習の進み具合もわかり、タブレットの「スマイルゼミ」を上の子は、3年近くやっていました。
しかし、年が上がりるにつれ、ある問題が発生。
それを機に下の子も「スマイルゼミ」を始めていたが、二人ともタブレットでの勉強をやめさせました。(英語だけ受講可能なら続けさせたかった)

問題1 やっつけ仕事(選択問題)になってしまった

タブレットは選択問題がまあまぁ多い(少なくとも小4までは)

数字を一つ一つ入力して、回答する問題も多いが、
3択から選ぶという問題で、本人がやる気がないと、正解出るまで適当にぽちぽちクリック
何度か不正解でわからない場合は、正解をがすぐ見る事ができるのだが、
それがやる気がないとすぐ正解を見て頑張ろうとしない

スマイルゼミをする事自体がやっつけ仕事になってしまった・・。

※その後、塾に通わせる事となりました。(塾の関連記事は下にリンクあり)

問題2 脳の記憶問題

書籍の「スマホ脳」をはじめ、他の本や、サイトで、「紙で勉強する方が頭に残りやすい」
と、何度か目にしたため。

①紙で見る文字を脳で認識する
②タブレットで見る文字を脳が認識する
この違った見方で、脳へのインプットで大きな違いがあるそうです。

紙は、光を当てて反射した文字を見る→ 「反射光」
タブレットは後ろから光を当てて、影になった文字を見る →「透過光」

⚫️「反射光」は細かい間違いがすぐわかる。(細かい勉強向き)
⚫️「透過光」は細かい間違いはわからないが、全体的な把握の理解は早い。(グラフ等)

また、手を使って書いた方が脳に記憶が残りやすいのだとか。
タブレットでも実際書いたりするのだが、紙の方が圧倒的に手を使って書く方が多いと思います。

辞書を引いて調べるのと、パソコンで検索して調べるのでは、体を使った辞書の方が覚えやすい。

しかし、人(子供)によって、「紙の方がいい、覚えやすい」
「画像のタブレットの方が頭に入りやすい」等好き嫌いはあるそうです。

「スマホ脳」の本の中では、タブレットで見ると、脳は「またすぐに確認できるし、覚えておかなくてもいっか!」と、記憶に残りずらいそう。(電子書籍等)
旅行に行って写真を撮った風景と、写真を撮らないで、目に焼き付けた場合、
目に焼き付けた場合は、思い出せるのに、写真を撮った風景はあまり覚えていないなぁと感じた事はないでしょうか。

また、「スマホ脳」は子供の「脳」にとても影響がある事が書かれており、まだ読まれていない方は、読んでみる事をおすすめします。

タブレットのメリットも多くある

圧倒的にタブレットの方がいいものは

「英語」と「図形」

これは紙では到底かなわない。

⚫️英語で言えば、「スマイルゼミ」英語だけ続けられるなら継続したかったのだが(子供が気に入っていたので)
それができないので、しょうがなくスマイルゼミを辞めて、タブレットを使う「トド英語」にした。
(スマイルゼミの英語はとても良かったなぁ〜)
※「トド英語」について後日記事にしたいと思います。

⚫️そして図形。
これは図が動いたりして立体的に把握できるのでこちらもタブレットで見る方がとても理解しやすい。

⚫️価格が安い。
紙よりも、コストがかからないので、紙より受講料も低価格なモノが多く、お財布にやさしい。

⚫️教え方が上手な先生の授業を受ける事ができる。
今までは人気のある塾の講師の授業は都内でないと受けられなかったが、ネットが普及し全国各地から受ける事ができます。

⚫️勉強の進み具合や、どの単位がたくさん間違っているのか等、瞬時に把握できる、
グラフになっていたり、一眼でわかるの点では、タブレットの方がいい。

 

教育先進国はアナログ教育へ戻る!?

教育先進国のスウェーデンは2023年に「紙と鉛筆のアナログ教育」へ戻る計画を発表しています。
子供たちの成績が下がっている事がその理由だとの事。
今は、子供たちに紙の教科書を配り、手書きの練習を多く実施しているとの事。
一方でこれからの世の中、ITは必ず必要になってくるし、どのようにITを取り入れるのか模索しているそうだ。

参考になった記事がこちら↓

一方日本は、と言うと・・・
IT化を頑張って進めています。 → 文部科学省のサイト

日本は逆行している!?
とは言っても子供たちにとって、どの教育方が良いのか、まだまだわからない事が多い。

数年先の世の中で、「生き抜く力」を養う教育をしてほしいなぁと思います。

さいごに

最近は、タブレット学習が多くなってきました。

進研ゼミも、タブレット押しで、提出するテストもデータで送る事ができます。
切手代もかからないし、(切手:2024年10月からまた値上げ)、返信もデータで早く届きます。

そして上に書いてあるとおり、文部科学省は、子供たちに、タブレットを配布して、
タブレット化を進めています。

その事には対応していかなければならなりませんが、
最近のIT化は「人間の脳の歴史からすると、ほんの一瞬」

この処理スピードに、脳は追い付いていなので、泥臭い作業の方が記憶に残りやすい。
一方で「楽しい、面白い!」と本人が思う事は、吸収率が高いと思います。
(ポケモンのキャラクターを多く覚えられる等)

勉強方法は、試行錯誤が大切なのかもしれません。
我が子の性格や年齢を考えて、
子供の勉強への姿勢や結果を見て、勉強方を試行錯誤していく。

私は、年齢が低い内は特に、タブレット学習ではなく、手を動かす紙学習をさせていこうと思います。
また年齢が上がっても、学校でタブレットを学習をするので、自宅での学習は紙で。と思っています。

※関連についての記事※
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