忙しい毎日の中で、自然とつながる暮らしに憧れる人も多いですよね。
そんな方におすすめしたいのが、銀色夏生さんの「自然農1年生」。
詩人として知られる彼女が、土に触れながら見つけた「心の余白のつくり方」が、この本にはたっぷり詰まっています。
「自然農1年生」は、畑初心者の銀色さんが、耕さない・肥料を与えない「自然農法」に挑戦する一年を綴ったエッセイ。
虫や草との付き合い方、野菜が育つ過程、そして自分の心の変化が日記のように描かれています。
写真やイラストも多く、難しい専門書というよりは「読んで癒されるガーデン日記」といった内容です。
この本を読んで印象的だったのは、「うまくいかなくても、それでいい」という姿勢。
失敗談も書いてあり、とても共感し読みやすいです。
自分にも「やれるんじゃないか」と思わせてくれる。
雑草が伸びても、虫に食べられても、「自然の中の一部として共に生きている」と感じられるようになる。
忙しく完璧を求めがちな私たち世代にとって、「失敗も自然のうち」という考え方は、とてもやさしいし、ハッとする。
読後は、ちょっと庭に出て土を観察したくなるような、そんな一冊でした。
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さいごに
『自然農1年生』は、
「畑のことを通して、自分をやさしく見つめ直せる本です。
自然のリズムに合わせて暮らすことの豊かさを、あらためて感じさせてくれます。
小さなベランダ菜園や庭づくりを始める前に、まずこの本を読んで心を整えるのもいいかもしれません。
その他にも「1㎡からはじめる 自然菜園」 (著者:竹内孝功)も以前購入して読んでいて、
この本と、内容が似ていて、めんどくさがりの私にあっていそうだと思いました。
関連している内容の本↓
「1㎡からはじめる 自然菜園」 (著者:竹内孝功)↓
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それでは また。

