今年も薪ストーブの季節がやってきた。

日々の事
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我が家は薪ストーブがある。
(山小屋とかにある薪ストーブ)
この季節になると、薪ストーブの準備をする。
ストーブ本体・煙突の掃除と、薪の調達。

煙突は、ちゃんと掃除しないと燃費が悪くなったり故障の原因になる。
(煙突の掃除について、業者に頼んだ時の事を後日記事にしようと思う。)

薪の調達


いつもいく薪屋さんの薪(薪が丸太のまま保管(乾かしている)されている)

薪調達方法はいくつかあって、価格が低い順に、
1.自分か、知り合いの山を持っている人から無料でもらう。
2.自治体や材木屋から無料〜安い価格で購入
3.薪を扱っているところから薪を購入。
4.ホームセンターで購入(キャンプ用なので少量でかなりの高額・大量に使う薪ストーブにとして使うのは現実的ではない)
山の地域のホームセンターは安いかもしれない

我が家は関東圏、価格髙い3.の知り合いの薪やさんから、薪を購入している。
材木屋からの調達は数が少なくなかなか無い。

毎年、トラックで1数時間程度の、木こりをしている方の所へ行って、荷台いっぱいに積んで自宅に運んでくる。
郵送までお願いすると、かなり高額になるので、
自分たちで運んでくる。

よくホームセンターとかで売っている、キャンプ用品の綺麗な薪とは違い
安く調達するので形も不揃いで汚れも付いているが、
燃やすのであまり綺麗さは気にしていない。

一昨年から薪の値段があがり、1シーズンで4万円分ぐらいかかるようにになった。
トラックに乗せられる限り沢山のせる。
※追記:2022年度は6万円分購入しても1シーズン間に合わないほど、電気代と同様薪の価格が高騰している。
経費からすると、薪より暖かくないがエアコンの電気代の方が安い。

以前は安い丸太のままで、自宅で薪割りをしていたが、
最近は、少し高くなるが、すでに薪割りがしてあるもの(すぐ使える状態)を購入している。
薪割りは楽しいが、正直、大変・・・。

薪に適した木

我が家で薪で使用する木は、「広葉樹」

最初に燃えやすい着火剤的な「針葉樹」を使い、
火がついたら、火が長持ちする「広葉樹」を使うのが良いと思う。

「広葉樹」は固く重く火持ちがいいので火持ちの上では広葉樹がベスト。

「針葉樹」の杉やヒノキ等はすぐ燃えてしまう。なので着火剤的な役割に適していると思う。

我が家は、主に「コナラ」や「クヌギ」「樫」。 たまに「サクラ(少し高め)」などを購入する。

サクラの木はスモーク用の木として適しているらしい。
(香りがいいみたい。)

良く勘違いしている人が多いのが(私もその一人だった)
(薪ストーブとして使う)薪は切ったらすぐ使えるものではない。
2〜3年乾燥させたものがいいとされている。
水分がある薪を燃やすと、煙突がすぐ汚れてしまうし、火も長持ちしない。
なので薪ストーブ用の薪は時間がかかっていて、高いのもうなずける。
(少ししか使わないキャンプ用の薪は水分量が多いものが多いそう)

以前業者さんい煙突掃除をお願いした時、煙突の汚れ具合を見て、乾燥している薪を燃やしているか、そうでないかわかると言っていた。

薪の準備完了

↑薪を自宅の薪置き場に、置き終えた所。

我が家は家の中に、薪を持ち込まない。

なぜなら、以前家の中に入れていたら、蜘蛛が・・・(汗)

薪の隙間にいた蜘蛛が暖かくなったので出てきてしまったらしい・・

それ以来、薪は必ず家の外!

すぐ取れるように玄関付近に置いてある薪。

薪ストーブ メリットとデメリット

メリット

●やはり薪ストーブは温かい。
エアコンと違い、ほんとうに温かい。体の芯から温まる。

●料理が美味しくなる
煮込み料理(カレーとかシチューとか)料理下手な私でも、とても美味しく出来上がる。

●防災対策
冬に停電になった時、暖も、料理も出来る!
防災対策にはかなり最強!!

●ガスの節約
ヤカン(ケトル)を置いておけば、お湯が同時に沸く。
料理も置いておくだけで煮込みが終了。

●洗濯物がすぐ乾く。

●癒やし効果
夜部屋を暗くして、ぼ〜と炎をみていると、(ホットドリンクなど飲みながら)なぜだか癒やされる。

●子どもへの教育にプラス効果
火の付け方、火の熱さや怖さ、火のリアルな暖かさ等、勉強になる。
何かの書籍で子どもにとって実際の火を経験する事は、教育的に良いと読んだことがある。
昔やっていた、焚き火は、教育的にはいいらしい。
今は外でそんな事をしたら警察に通報される!?

デメリット

●お金がかかる。(薪代はエアコンの電気料金より、我が家(関東圏)の場合は高い。薪を無料でいただける地域や住む場所により差があると思う。)

●部屋が暖かくなるのに時間がかかる。

●火を起こすのに手間がかかる(エアコンならボタン一つ)

●薪の調達が大変。(薪運びに体力を使う。いくつの年齢まで可能なのだろうか・・)

●火の調整が慣れないと難しい。

●掃除が必要。

●冬しか使えない。

●場所を取る(動かせないので、夏は特に場所を取っていると感じる)

薪ストーブは節電になるのか?

答えは、「住んでる場所による。」と私は思う。

具体的には「薪の調達方法による。」

近所から、安く薪を調達する事が出来れば、かなりの節電・節ガスになる。
しかし、我が家の様に、薪の調達にお金がかかる場合、
(しかも最近は薪の値段が高騰している)
正直、今の電気単価(1kWh当り基本料と消費税等込で単価28円程度)なら
電気を使って、エアコンで暖をとった方が安くなる。

今現在は、我が家では、(料理も美味しく出来る)薪を使うのは贅沢となっている。

ここ最近は薪の値段が髙いので、
寒さがきつい、12月〜2月の時期に薪ストーブを使用している。

しかし、今後電気代(燃料調整費等)が縛上がりした場合は
どうなるか・・・。

さいごに

デメリットも多くあった(むしろデメリットの方が大きい??)が、
しかし、それでも、やはり薪ストーブは魅力があって私は薪ストーブを入れて良かったと思っている。

薪ストーブの芯から暖まる、暖かさを一度知ってしまったら、エアコンの寒さはつらい・・。

薪ストーブをつけると、ストーブによってくる猫達・・。

猫ってほんと温かいところ知っている。。。。

私は寒いのが嫌いで、今まで、冬になる晩秋頃から憂鬱になっていた。
しかし薪ストーブを設置してからは、なんだか冬も
薪を上手に早く燃やせた時や、炎を見たり、ほっとくだけで美味しい料理になったりと、楽しいものになっている。

そんなこんなで、やっぱり薪ストーブはいいなぁと思う。

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