朝、子どもが「学校へいきたくない!」と言い出して、困った事はありませんか?
私は、夏休みが終わり、始業式当日の朝、小学生低学年の上の子が
「学校絶対行きたくない!絶対やだ!」と言い出してとても困った事があります。
この記事は、親の言うことを全く聞かず
「学校に行かない!」 と言い出した子どもに対して、親はどう対応すればいいかについて書きました。
親子関係を良好にする事が最優先
結論から言うと「親子の関係を良くする事が最重要」
親子関係は良好でしょうか?
子どもがグズり出す時は、喧嘩していたり、普段から口うるさく言ったりと
あまり関係が良好じゃない事が多いのではないでしょうか。
解決するには「理由を知る」ことが大切。
しかし、親子関係が良好ではないと、なかなか本音を聞き出す事は出来ません。
原因を話しやすくする環境
子どもが「学校へ行きたいない」と言い出したら
まずその理由をちゃんと聞く事が一番大切です。
日頃の親子の関係が良好でない場合は、嘘を言われたり、話してくれなかったりと
聞き出す事はとても困難です。
家を子どもにとって安心する場所にする
学校は子どもにとって楽しいところでもあるが、友達関係や先生との関係など、嫌な事も多くある。
疲れて家に帰ってきても、親に「小言」や「口うるさく」言われたら、子どもは精神的に疲れ切ってしまいます。
家に帰れば「ほっ」とする場所にすることは、大切な事。
そして、「家族は自分の味方」だと思ってもらう事もとても大切な事だと思います。
問題が大きくなる前に話し合う事が出来る
「学校へ行きたくない」の理由として、
いじめられているのか
単に面倒くさい・さぼりなのか
嫌な事があったのか(お友達との喧嘩や先生とのトラブル)
体調が悪い
親を困らそうとしている・・・
色々な理由があると思うので、その理由を知り、適切な対応が大切だと思います。
それには、親子の信頼関係を築いていないと難しいと思います。
今日からでも子どもとの、信頼関係を築くように出来る事からやってみませんか。
本当の理由がわからなく、放置してくと、さらに悪い方へ行きかねません。
具体的には・・・
怒らない
「なんで〇〇するの?」 「〇〇しては駄目でしょ」 「○○しなさい!」
口癖の様に、息をするように、子どもの駄目な事を見つけては、小さな事でも怒っていませんか?
もしそうなら、8割は減らしましょう。
口うるさく言わない
「勉強しなさい!」「片付けなさい!」
命令口調は絶対にNG!
挨拶を明るい声で
「おはよう」「おかえりなさい」・・
暗い声じゃなく、かと言って、あまりにもテンション高すぎる事もなく
落ち着いた、明るい口調で毎日子どもへ挨拶をしましょう。
挨拶は大事です。
子どもの好きな食べ物を作る
栄養バランスは少し置いておいて、心を満たすモノを作ってみる。
唐揚げ・パスタ・果物・・・など、子どもが好きなモノを、夕飯や朝食に毎日出したり作れば、だんだんとボディーブローの様に効いてくるハズです。
子どもの興味あるものを親も率先して体験してみる
漫画・アニメ・ゲーム・アイドル・・・
子どもが好きなモノや、興味あるモノを見てみたり体験してみたりする事で、
子どもとの会話が増えたり、自分も好きになったりする事があるかもしれません。
好きにならなくても子どもへの理解が深まると思います。
家の中を住みやすくキレイな状態に保つ
やはり住環境大切。
家の中が汚くてモノも溢れている家では、子どもへの影響、そして親自身にも
精神的に悪い影響があると思います。スッキリした家は心地いいです。
ただし、子ども部屋がある場合は、子どもの許可なく片付けたりモノを触ったりしない事。
私が具体的な行動について参考にした本はこちらです。↓
「うちの子、最近思春期みたいなんですが親子でイライラせずに乗り切る方法教えて下さい」
著者:道山ケイ
この本は、中学生や高校生の時の思春期の話ですが、
不登校から学校に行くようになった実体験が書かれており、
親子関係を良好にするには、「仲良し貯金」を増やす事など、
小学生の子にも、ためになる話が記載されていてとても参考になりました。
そして、もう一つ、親子関係を良くするために思い出した本が、
多くの方が知っている絵本の「北風と太陽」です。
なかなか親の年齢になっても「はっ!」と気づかせてくれる内容の絵本です。
さいごに
突然子どもが「学校行きたくない!」と言い出したら
親としてはほんとうに困りますよね・・・・。
私も、実は記事では色々書いていますが、決して親子関係が良好とはほど遠い状況です。
なのでこの本「うちの子、最近思春期みたいなんですが親子でイライラせずに乗り切る方法教えて下さい」を読んだわけです。
今も、日々反省の連続。。。 つい怒鳴ったり怒ったり。。。
しかし、今のところ朝、突然「学校に行かない!」という事もなくなり、
親子関係がいい日は、イライラがなく、優しい言葉が多くなり、
さらに子どもも、ふてくされる様な事も少なくなり。。と
よい循環になる経験しているので、これからも「なるべく怒らない」、子どもから話しかけられたら、最優先に目を見て話を聞く」「命令口調で言わない」等 努力中です。
そして、「子どもは親の所有物ではないし分身でもない別の人間・人格」
という事を肝に銘じ、自分は「こうだったから」とか、親の願望どおりにさせようとしたら、
親子関係が悪くなる一方です。
また、子どもを信じていれば
「言わなきゃ駄目だと思い「口に出す」」という事は少なくなるはずです。
あなたは「どれだけ子供のことを信頼している」でしょうか?と問われている気がします。