こんにちは
アジサイがキレイな季節になりました。
今日は勉強になった映画のご紹介。
(※映画の内容を含みますので内容を知りたくない方はサイトを閉じてください。)
「サバイバルファミリー」
2017年2月11日公開の日本の映画。
脚本、監督は矢口史靖
主演は小日向文世。奥さん役は深津絵里。息子役に泉澤祐希。娘役に葵わかな。
ある日突然原因不明の停電、そして、車も携帯も動かなくなる事態が発生した東京。
何日たっても元にもどらない。
流通がストップし、いよいよ食べるモノがなくなってきて、危機感が強くなり
ある一家は東京を脱出する事に・・・。
コメディー要素もあります。
電気・ガス・水道・車・携帯電話の電子機器も動かない世界でどう生き残るのか。
学べる事が沢山
まず、電気・ガス・水道・車・携帯電話の電子機器も動かないという事は
1800年代(江戸時代後期)の生活に戻ってしまう。
流通や電気機器を頼りにしている現代社会。その頃よりも過酷な状況かもしれない。
水道・ガス・トイレ使えない。(水道の組み上げは電気で動く為)
エレベーターも停止(高層階に住んでいる場合は大変)
流通が止まるので、お店の食べ物はすぐに無くなる・・・等
様々な予想していなかった事態に翻弄する家族。
なるほど。
そうかこれも、これも、あれも使えないのか・・
という事はこれを準備しておかないと、と勉強になる事ばかり。
思わず、メモしてしまいました。。
大規模な災害時、あると便利なアイテム
この映画を見て、災害時に必要(便利な)アイテムをアップデートしました。
近々無いものは揃えよう思っています。
私的な、大規模な災害時(1週間はインフラが止まる状況)あると便利なアイテム
●移動手段として大活躍な自転車
(車の移動は、ガソリンがない。道が瓦礫や破損していて動かせない)
●火を起こすもの(ライターなど)
●バール(救助の時、建物が壊れてしまった時、略奪されそうな時等)
●ラジオ(ソーラーや電池、手回しで動くもの)
●紙の地図(インターネットが使えないので紙ベースで。電車が止まっている場合、遠くへ移動する場合)
●お酒(物々交換になるほどヒドイ状況下になった時、強力なアイテム)
その他常備しておきたいものは、こちらの記事に。。。
子どもが居る我が家の備蓄(防災・食料危機)
防災グッズ 再点検
災害対策 【枕元に常備しているもの】
【冒険図鑑】 災害・登山・有事の時に。
覚えておきたい生死に関わる【3つの事】
●最重要事項:体温の維持
低体温になると死亡 →雨具が重要(雨に濡れて身体が冷えない様に)になってくる、そして暖まる為に「火」も大切。
●2:水
水がないと3日で死亡。
●3:食べ物
食べ物がないと3週間しか生きられない。
極限状態だと一番怖いのは人間だ
最初の頃は穏やかな人々が多数。
しかし、日数が経ってきて、食べ物や飲み物がなくなってくると・・・
人は、略奪・傷害・盗みが多発!
確かに、東日本大震災の時も略奪などはあったようだ。
自分や家族を守るためなら何でもする。
当然といえば当然か。。
その他
映画はコメディータッチなので途中、フッと笑える場面もあり最後まで一気に見ることが出来る。
停電だけの場合は、車が動かないという事態にはならないと思うが、「太陽フレア」や電磁パルス攻撃(EMP攻撃)を受けた場合は、
電子機器が壊れるので、車も動かなくなってしまう可能性がある。
※映画終盤に「太陽フレア」が原因ではないかとというニュース映像が出てくる。
※EMP攻撃は今、ある地区の戦いで現実味を帯びてきた。
上空で核を爆破させると、電気回線が破壊され、電気機器、全てが壊れ、復旧に2〜3年もかかるというもの。まさに江戸時代に逆戻り状態が数年続く・・・。
さいごに
災害時って、最初は助け合いがあるが、日数が経つ内に、一番人間が怖い存在になるんだろうなぁと感じた。
街中に、強奪やら犯罪やら強姦やらが起こるだろう。
そして、怪我をしても救急車はすぐに来てはくれない。
遺体も火葬場へ移動も出来ず、体育館等に集められた状態がしばらく続く事になってしまうだろう。
また、東日本大震災の時、中年の男性が牛耳る避難場所は、女性が嫌な思いをする事も多くあったとか。。。そして色々な所で、性被害も多発していたとも聞く。
もし、大規模な地震やその他の有事になった時、若い女性は、避難所だからと言って安心せず、その辺りも特に気をつけた方がいいと思う。
※とても勉強になったので、災害について関心がある方は、この映画を1度見ておく事をオススメします。
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