40代で出産してから、気づけばもう数年。
子どもは元気いっぱいなのに、私はいつも心が落ち着かず、
「こんなはずじゃなかった」とため息をつく日もありました。
若いママたちは笑顔で公園を走り回っているのに、
私は体力も気力もギリギリで、夜はクタクタ。
「高齢出産 子育て 疲れた」で検索しては、
同じ思いをしている人を探していた時期もありました。
でも今なら、
「自分を責めなくてもいいんだ。」
「家族のためにも、自分をもっと労わっていいんだ」
と素直に考える事ができます。
1.「落ち着いて子育てできない」自分を責めない

40代、50代の子育ては、本当に体力との勝負です。
寝不足が続くと、気持ちまで不安定になって、
更年期も重なり、子どものわがままにイライラしてしまうことも。
私も、そんな自分が嫌で、一人で、よく泣きました。
「もっと穏やかなお母さんになりたかったのに、こんなはずじゃなかった」って。。。
でも、ある日、子どもが私に
「ママ、大好き、ぎゅってして」っと言った時、
はっとしました。
「完璧じゃなくても、ちゃんと愛は伝わっているのかな」って。
2. 若いママとは違う「ゆっくり子育て」でいい

高齢出産のママは、どうしても他の人と比べてしまいます。
・同い年の子供のママはとても若く、綺麗だなぁ・・
・バリバリ仕事をしているなぁ・・
・体力があるなぁ・・
・若い頃流行った歌などの話が合わない・・・等
でも、子育てにおいては、みんな同じ。
スタートは同じ時期。
同じ時期に同じような悩み事が発生します。
他の人と比べる事はあまり意味がありません。
(独身時代、自由な時間があったのは、私たちの方が多かった。
自分のやりたい事が、若いママよりも出来たかもしれません。)
自分のペースで歩いていけば、それで十分だと思うんです。
3. 自分の時間を「わずかでも」取り戻そう
高齢出産の子育てで一番大事なのは、
自分をちゃんと休ませてあげること。
私は最初、「母親なんだから我慢しなきゃ」と思っていました。
でも、50代になってから気づきました。
無理を重ねると、笑顔が減って、子供にも辛くあたって、家庭の雰囲気も悪くなってしまう。
だから、最近は「1日10〜30分は自分時間」を毎日1回は、作るようにしています。
朝、コーヒーをゆっくり飲む時間。
夜、好きな音楽を聴きながら深呼吸する時間。
好きなユーチューブのチャンネルを見る時間
その少しの自分への時間が、翌日の心の余裕を作ってくれるんです。
落ち着けない日々も、あなたの頑張りの証

高齢出産の子育ては、たしかにほんとに疲れます。
でも、その「疲れるほど頑張っている自分」をこの記事を読んでいる方には、
誇りに思ってほしい。
子どもは、ママの笑顔をちゃんと見ています。
落ち着けない毎日でも、
一緒に笑った時間は、ちゃんと子どもの心に残ります。
今日も、よくやりました。
それだけで、もう十分です。
それでは また。
